prada二つ折り財布メンズ価格 クロエ 財布 リリィ ピンクベージュ prada二つ折り財布メンズ価格のいくら_prada二つ折り財布メンズ通販 Украине


2015-02-04 13:17    prada二つ折り財布メンズ
 シュガが歩みより、低いがするどい声でいった。 「サルーナ王女さま。両国のあいだに、不信の芽をつくられるおつもりですか。」 「シュガ……。」  いいかけたチャグムを、シュガはみつめた。 「失礼ながら、もうしあげます。たしかに、サルーナ王女さまのおっしゃるとおり、サンガル王は、われらの荷は、けっして調べはしないでしょう。しかし、王家の方がたが、気づかれないはずがありません。サルーナ王女さまとタルサン王子さまが、もっともちかしかった客人がだれであるか、だれもが知っていることなのですから。  つまり、チャグム皇太子殿下はサンガル王家の信頼をうらぎらねばならず、サンガル王家の方がたは、それを知りながら口にすることはできない、という状況になるのですよ。  しかも、タルサン王子さまの罪状は、新王への反逆罪。タルサン王子さまをおたすけするということは、チャグム皇太子殿下が、新王への反逆を支持したことになってしまいます。」 「シュガ!」  ピシッとするどく宙を打つように、チャグムの声がひびいた。 「わたしはいま、生命をたくされたのだ!」  底につよい光を秘めた目で、チャグムはシュガをみすえた。 「約束したはずだな。陰謀を知りながら、人を見殺しにするようなことを、決してわたしにさせるなと。目をつぶることで危険からのがれようとするのは、愚か者の選択だ。おまえがいうように、サンガル王はうたがうだろう。だが、証拠がなければ、それはあくまでも表沙汰《おもてざた》にできぬ疑いにすぎぬ。そのくらいの不信は、つねに国のあいだにはあるものだ。そんなもので国同士の関係をぎくしゃくさせるほど、わたしは、無能ではないぞ!」  シュガは、だまってチャグム皇太子をみつめていた。  シュガは、すっと息をついた。……なにをいっても、チャグムはけっして心をひるがえさないだろう。さっと一歩さがり、シュガは頭をさげた。 「わかりました。――殿下のご判断にしたがいます。」  サルーナは、チャグムの意外なはげしさにおどろいていた。おだやかな思慮ぶかい少年だとばかり思っていたが、その外見の下に、こんなはげしいところがあったのかと。チャグムがシュガから視線をうつし、まっすぐに自分をみつめたので、サルーナは、どきりとした。 「信頼をうれしく思います。あなたがたをたすけるために、全力をつくしましょう。」 「ありがとうございます。……ほんとうに、ありがとうございます。」